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ウズラ (鶉)

ウズラには大きく分けて2種類あります。

 

新世界ウズラ:コリンウズラ、カンムリウズラ、メキシココリンウズラなど

木の上で生活している。狭く、高さのあるケージが適しています。最低1mあると良いです。

特徴として、上嘴に歯のようなノコギリ状の切り込みがあります。

 

旧世界ウズラ:ヨーロッパウズラ、ヒメウズラ

地面のみで生活し、2、3羽が集まると追いかけまわし、驚いて飛ぶことがあります。

1羽では数羽いる時ほど驚いて飛ぶことがないですが、稀に飛ぶことがあります。

その為、1羽で飼うときは、小さく高さが低い、落ち着けるものが良いです。

広すぎると、動き回りケガをしてしまう事があります。

その為、小さいケージを使用すれば留守中でも安全です。

人がウズラの様子を見れる時などにケージから出してあげると良いでしょう。

ヨーロッパウズラ

原産:ヨーロッパから中央シベリア東部、アフリカ、モンゴル、マダガスカル、イラン、インド東部などで繁殖し、ユーラシアの個体はアフリカ中部やインドまで南下し冬を越します。

稀に低空を飛ぶ子がありますが、ほとんどは走って危険から逃れる事が多いです。

草に厚くおおわれた地面に足で掘り、体を押し付けて作った浅いくぼみの巣に乾いた草を敷きます。

オスは胸にがツキノワグマのような三日月のような模様があります。

メスは三日月の模様がないです。

大きさは18cmで手のひらサイズです。

白ウズラ

ヨーロッパウズラの色変わりです。

頭または体の一部に茶色い模様があるのが特徴です。

♂♀共に外見は変わりませんので外見で見分けることは困難です。

大きさはヨーロッパウズラと同じ約18cmです。

 

ヒメウズラ

原産:インドから中国にかけて

ヨーロッパウズラよりも2周り程小さく、声もかなり小さいので室内飼育向き

です。

ヒメウズラは身体の色の種類がいくつかあり、飼い主の好みに合わせて飼うことが出来ます。

オスは顎の下にツキノワグマのような三日月の模様があります。

メスは三日月の模様がなくほぼ一様です。

大きさは約10〜12cmです。

 

コリンウズラ

原産:アメリカ中東部、メキシコ

ヨーロッパウズラよりも1回り大きく、がっしりとした体型をしています。

田舎の低木林、開けた森林の茂みにいる事が多く、低い枝や石に止まり鳴く姿が春に見られます。また、春には家族やペアで、夏以降は小さい群れで集まって採食しています。寝ている時に敵に襲われた場合群れの全員がバラバラに飛び立てるよう、外側を向いて群がって寝ます。

種子や新芽・葉・根または、昆虫、小さな無脊椎動物も食べます。

オスは顔の色がはっきりと白と黒でわかれています。

メスは顔の色が茶と黒で分かれています。

大きさは約25cmです。手より1回り大きいです。

カンムリウズラ

原産:北米

頭に美しい冠羽があり、模様ははっきりしていてとても美しいです。

地面を歩くことが多く、野生では種子・緑食植物・昆虫などを食べて

生活しています。

また、上手く飛ぶこともでき、低い枝上をねぐらにしていますが卵を温める時の

巣は地面に作ります。

オスは冠羽が立派で色も白と黒ではっきりわかれています。

メスはオスより冠羽が短く顔の模様がはっきりとしていません。

大きさは約25〜28cmです。

 

その他ウズラの種類

ウロコウズラ(25cm)

原産:アメリカ南部からメキシコ

やや大型のウズラで、美しい羽と冠羽が立派な種です。冠羽は驚いた時に起こします。

子供のうちははっきりとはしていませんが、大人になると非常に美しいウロコ状の模様の胸羽を持っています。

繁殖期には独特な鳴き声で鳴きます。

現在鳥インフルエンザによりアメリカからの輸入が激減していてほとんど親鳥を販売されてい事がなくなりました。

オスメス共に同じような外見をしていて見分けるのは難しいです。

大きさは約25cmほどです。

 

 

その他

ヨーロッパヤマウズラ

シロマダラウズラ

ツノウズラ

ズアカカンムリウズラ

 

などがいますがほとんど日本で見られていません。
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