チャボ(矮鶏)
ウズラ (鶉)
種類 と 品種
ここでは、チャボやウズラの種類や品種のことについて説明します。
ペットショップでよく見られたり私たちが実際に伺ったところでみられた種類を
5種類画像付きで紹介します。
その他 ペットショップであまりみられなかったり日本で見られないものは
文章で紹介さていただきます。
桂(かつら)
こちらの魅力で紹介されているチャボはこの桂チャボです。
体色が白く尾羽が黒いのが特徴です。
白(しろ)
黒(くろ)
全身が白いチャボです。
全身が黒いチャボです。
鶏冠(トサカ)が黒いものもいますがそちらは【真黒】というチャボです。
碁石(ごいし)
碁石の模様の色が薄い褐色になっているチャボです。
全身が碁石のように白と黒でまだら模様になっているチャボです。
桜碁石チャボ
ウズラには大きく分けて2種類あります。
新世界ウズラ:コリンウズラ、カンムリウズラ、メキシココリンウズラなど
木の上で生活している。狭く、高さのあるケージが適しています。最低1mあると良いです。
特徴として、上嘴に歯のようなノコギリ状の切り込みがあります。
旧世界ウズラ:ヨーロッパウズラ、ヒメウズラ
地面のみで生活し、2、3羽が集まると追いかけまわし、踊り手飛ぶことがあります。
1羽では数羽いる時ほど驚いて飛ぶことがないですが、稀に飛ぶことがあります。
その為、1羽で飼うときは、小さく高さが低い、落ち着けるものが良いです。
広すぎると、動き回りケガをしてしまう事があります。
その為、小さいケージを使用すれば留守中でも安全です。
人がウズラの様子を見れる時などにケージから出してあげると良いでしょう。
チャボの定義
チャボは1941年(昭和16年)8月1日に「国の天然記念物」に指定されました。
ニワトリの一品種で鶏より小形で、足が短く、尾は長く直立しているのが特徴です。
主に、そばに置いてかわいがったり、姿やしぐさ声などを楽しんだりすることを目的に飼育される
愛玩動物です。
品種(内種)
非常に多くの品種が知られているが、鳴き声などの問題で鶏自体の飼育が敬遠される中、
絶種が懸念される品種も少なくない。
羽色の変異
色彩は主にオスについてのものであり、品種によってはメスには当てはまらないものもある。
チャボの品種
その他のチャボの品種
赤笹(あかざさ)
頭~頸部、蓑羽は赤褐色で、胸部と翼、尾羽は緑色の光沢を持った黒である。原種のセキショクヤケイの体色である。また赤笹の色のベースの中には黒色ベース・ギジ色ベース・淡赤ベースなどがあるそうです。
黄笹(きざさ)
赤笹の赤褐色が薄くなったもの。
鞍掛源平(くらかけげんぺい)
雨覆のみが赤褐色で他は白。
白笹(しろざさ)
赤笹の赤褐色の部分が白に置き換わった色彩である。
三色碁石(みいろごいし)
羽毛は茶褐色で、先端が黒をはさんで白くなっている。
銀笹(ぎんざさ)
白笹の白い部分が白覆輪をもつ黒い羽毛に置き換わった色彩。
※白覆輪とは羽が白く縁どられたもの。
源平(げんぺい)
頭頂部と雨覆、胸部が赤褐色で他が白。
金笹(きんざさ)
銀笹の覆輪の色が黄褐色に置き換わった色彩。
真黒(しんくろ)
羽毛だけでなく、鶏冠も黒い品種。
糸毛(いとげ)
全身の羽毛が烏骨鶏のような糸状の羽毛になっている。
浅葱(あさぎ)
濃いグレー。
猩々(しょうじょう)
体色は赤橙色で尾羽が黒。
加比丹猩々(-しょうじょう)
猩々の色が濃くなった品種。
銀鈴波(ぎんすずなみ)
羽毛が白と黒の横斑になっている。
羽毛の変異
とさかの変異
逆毛(さかげ)
全身の羽毛が逆立っている。菊(きく)、牡丹(ぼたん)などに分ける場合もある。
金鈴波(きんすずなみ)
羽毛が明るい黄褐色と白の横斑になっている。
翁(おきな)
肉髯が羽髯(羽毛に覆われた肉垂)になっている。(内種 白)
達磨(だるま)
鶏冠、肉髯が大きいほか尾羽が短い(チョキ尾)。
チャボの内種は全部で25種類となっています。
他にも 一部のチャボの愛好家によって、新たなチャボの内種が作られていますが
これらは天然記念物に指定されていない為、チャボの内種とは認められていません。
大冠(たいかん)
鶏冠、肉髯が大きくなっている。
ヨーロッパウズラ
原産:ヨーロッパから中央シベリア東部、アフリカ、モンゴル、マダガスカル、イラン、インド東部などで繁殖し、ユーラシアの個体はアフリカ中部やインドまで南下し冬を越します。
稀に低空を飛ぶ子がありますが、ほとんどは走って危険から逃れる事が多いです。
草に厚くおおわれた地面に足で堀、体を押し付けて作った浅いくぼみの巣に乾いた草を敷きます。
オスは胸にがツキノワグマのような三日月のような模様があります。
メスは三日月の模様がないです。
大きさは18cmで手のひらサイズです。
白ウズラ
ヨーロッパウズラの色代わりです。
頭または体の一部に茶色い模様があるのが特徴です。
♂♀共に外見は変わりませんので外見で見分けることは困難です。
大きさはヨーロッパウズラと同じ約18cmです。
ヒメウズラ
原産:インドから中国にかけて
ヨーロッパウズラよりも2周り程小さく、声もかなり小さいので室内飼育向き
です。
ヒメウズラは身体の色の種類がいくつかあり、飼い主の好みに合わせて飼うことが出来ます。
オスは顎の下にツキノワグマのような三日月の模様があります。
メスは三日月の模様がなくほぼ一様です。
大きさは約10〜12cmです。
コリンウズラ
原産:アメリカ中東部、メキシコ
ヨーロッパウズラよりも1回り大きく、がっしりとした体型をしています。
田舎の低木林、開けた森林の茂みにいる事が多く、低い枝や石に止まり鳴く姿が春に見られます。また、春には家族やペアで、夏以降は小さい群れで集まって採食しています。寝ている時に敵に襲われた場合群れの全員がバラバラに飛び立てるよう、外側を向いて群がって寝ます。
種子や新芽・葉・根または、昆虫、小さな無脊椎動物も食べます。
オスは顔の色がはっきりと白と黒でわかれています。
メスは顔の色が茶と黒で分かれています。
大きさは約25cmです。手より1回り大きいです。
カンムリウズラ
原産:北米
頭に美しい冠羽があり、模様ははっきりしていてとても美しいです。
地面を歩くことが多く、野生では種子・緑食植物・昆虫などを食べて
生活しています。
また、上手く飛ぶこともでき、低い枝上をねぐらにしていますが卵を温める時の
巣は地面に作ります。
オスは冠羽が立派で色も白と黒ではっきりわかれています。
メスはオスより冠羽が短く顔の模様がはっきりとしていません。
大きさは約25〜28cmです。
その他ウズラの種類
ウロコウズラ(25cm)
原産:アメリカ南部からメキシコ
やや大型のウズラで、美しい羽と冠羽が立派な種です。冠羽は驚いた時に起こします。
子供のうちははっきりとはしていませんが、大人になると非常に美しいウロコ状の模様の胸羽を持っています。
繁殖期には独特な鳴き声で鳴きます。
現在鳥インフルエンザによりアメリカからの輸入が激減していてほとんど親鳥を販売されてい事がなくなりました。
オスメス共に同じような外見をしていて見分けるのは難しいです。
大きさは約25cmほどです。
その他
ヨーロッパヤマウズラ
シロマダラウズラ
ツノウズラ
ズアカカンムリウズラ