ウズラ(♀)
※種類で異なりますが、ここではナミウズラについてご紹介します。
オス
良く鳴く。胸は茶色で斑点模様はない。
メス
胸に黒の斑点模様がある。
オス程ではないが産卵の時などに鳴くことがある。
※ある程度成長し羽が生え揃う頃にはハッキリとわかります。
ウズラ(♂)
ウズラの生態
分類:キジ目キジ科ウズラ属ウズラ
手の平に収まる程度の大きさの鳥です。
野生化では、草原、農耕地などで住んでいます。
秋から冬にかけて5~50羽の群れをつくることもあります。
食性は雑食性で、種子や昆虫を食べます。
1羽の雄に対し1羽の雌で繁殖する1夫1妻と、1匹の雄と数羽の雌からなる1夫多妻があります。
5月~10月に植物の根本や地面の窪みに枯葉で作った巣に7~12個の卵を産みます。雌のみが抱卵し、約16日~18日で生まれます。約20日で飛べるようになり1~2ヶ月で独立します。また生後1年以内に繁殖できるようになります。
キジ科の中では最も長距離を渡る渡り鳥です。しかし、短腕型の丸翼のため、飛び方が下手で、渡りのときや逃げるとき以外には飛ぶことがほとんどありません。鶉の種類の中で国内を移動する漂鳥(ひょうちょう)、または繁殖のために日本より南の国から渡ってきて、夏を過ごし、繁殖期が終わると再び南の国に渡って行く夏鳥という渡り鳥の種類があります。4月~10月は寒地へ、10月~4月は暖地へ移動します。
雄の鳴きは縄張りを表し、交尾の時期が近づくと雌雄で鳴きあい、
表現豊かな求愛行動を繰り返します。雄雌ともに大きな声で鳴くことがあります。
ウズラ
全長:18~20cm
体重:80~130g
チャボ(♀)
オス
立派な鶏冠(とさか)・尾羽・肉垂れ・蹴爪(けづめ)がある。
朝は大きな声で鳴く。
寿命約7~10年
体重約730g
メス
オスに比べて鶏冠・尾羽・肉垂れ・蹴爪が小さい。
オス程ではないが時々鳴くことがある。
卵を産む。
寿命約7~10年
体重約610g
※ある程度成長してこないとハッキリとわかりません。
チャボ(♂)
チャボ
チャボの生態
卵は普通のニワトリに比べて非常に少なく年間90個ほどしか産みません。
抱卵が好きで他の鳥のたまごでも抱卵します。
強いオスのリーダーを中心とした社会生活を営みます。
しかしオスが多いとボスでの争いが多くなるためオスは少なめが好ましいです。
声は鶏に比べたら小さいが雄叫びは声が大きいため少々防音対策が必要になります。
鶏もそうですが、チャボにも立派な鶏冠があります。
この鶏冠は何の意味があるのでしょうか。
メスへのアピール。オスの鶏冠はメスのものより立派なことから、メスの注目を集めているのかもしれません。
また、クチバシのしたにぶらさがっている「肉垂れ」の存在です。ではこれは何の意味があるのでしょうか。
鶏冠や肉垂れで体温を調節している説です。鶏冠が肉質なことから放熱するためで、熱に弱い脳を守るためだと考えられています。
また、鶏冠は体調の変化がすぐに表れます。鶏冠が垂れてしまったり、色が変わってしまったりした場合はどこか体調が悪い可能性がある為、病院に連れていることをおすすめします。
チャボは怖い?
鶏が怖いという方は多いのですが、チャボは体長が20cmと小さく、
手のひらに乗せることもできる大きさです。
性格も温和なため人に攻撃する子は少ないです。
また、観賞用として改良された品種の為、見た目がとても綺麗で足が短く改良されたためポテポテとした歩きかたがとてもかわいいです。
人になれることも多く、人の腕の中や人の側で寝る例も見られます.
このように人に馴れる子は、生まれた時から、人が育てることによって
チャボが育てるより、人を警戒しにくくなるこのことを「刷り込み」と言い、
「刷り込み」をした場合のみとなっています。
そのため、チャボを飼う際は刷り込みがされているかどうか確認することをおすすめします。
生態
ここでは、チャボ・ウズラの生態や♂と♀の違いについて紹介します。
♂♀でも性格の違いや身体の違いなどがあり、飼う際に参考にしてみてください。