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原虫、寄生虫による疾患

原虫ではトリコモナス、ジアルジア、ヘキサミタといった種類のものが感染してしまう。

これらに感染したら、さまざまな症状が出てきます。ヒナの時から原虫をもっていることも少なくありません。

トリコモナスは、そのう炎や、嘔吐や食欲不振、風邪症状、のどの奥の腫瘍などに症状がでます。

ジルアジアとヘキサミタは、腸炎症状や、下痢を起こしてしまいます。

 

 

予防→

①フンや餌入れなどの熱湯消毒を心がける

②ケージの隅やとりにくい場所のフン、汚れをしっかり取る

原虫・寄生虫

ワクモ科のダニの仲間でニワトリや野鳥に寄生します。
活動時期としては、初夏~夏にかけてが多(特に梅雨頃、湿気が多い)
ヒトに移った場合は、激しい痒みとともに皮膚炎を起こします。世界に広く分布しており,日本でも幅広い場所で見られます。
夜間に体から吸血をし,昼間は体から離れると鶏舎の場合は壁などの隙間,野外では野鳥の巣内に隠れています。
症状としては、鶏が卵を産まない、夜中に苦しそうな悲鳴が聞こえる、蚊に刺されたような跡がある、などこんな状況が続きます。
体長は0.7mmほどで未吸血時は灰白色または褐色であるが,吸血後は1mm以上にもなります。その際、ワクモの色は赤褐色から黒色に変色します。
雌により1日10個ほど産卵された卵は2~3日で孵化し,5日間ほどで幼ダニへと成長します。第1,2若ダニを経て親ダニとなります。卵と幼ダニ期以外は吸血すると言われています
ワクモ(ニワトリダニ)
予防→
①野鳥との接触をさせない
②常に清潔を意識して、掃除を行う(四隅)
③止まり木やエサ入れ、ケージごとに時々65℃以上の熱湯で消毒する
 
 
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